SETO 1.56調光レンズ SHMC

2.調光レンズの特徴
(1)色の変化速度
カラーチェンジレンズを選ぶには色の変化の速さも重要な要素です。レンズの色の変化が速いほど、たとえば、暗い屋内から明るい屋外まで、色の変化速度が速くなり、強い光/紫外線による目への損傷をタイムリーに防ぐことができます。
一般的に言えば、フィルムの色変更技術は基板の色変更技術よりも高速です。たとえば、スピロピラノイド化合物を使用した新しい膜色変化技術であるフォトクロミック因子は、より優れた光応答性を持ち、独自の逆開閉分子構造を利用して光の影響を透過または遮断するため、より迅速な色変化を実現します。
(2) 色の均一性
色の均一性とは、明るい色から暗い色へ、または暗い色から明るい色へ変化する過程におけるレンズの色の均一性を指します。色の変化がより均一であるほど、より優れた色変化レンズとなります。
従来のレンズの基材上のフォトクロミック要素は、レンズのさまざまな領域の厚さの影響を受けます。レンズの中心部が薄く、周辺部が厚いため、レンズの中心部が周辺部よりもゆっくりと色が変化し、パンダアイ効果が現れます。また、フィルム層の色変更レンズ、高速スピンコーティング技術の使用、色変更フィルム層の均一なスピンコーティングにより、色の変化がより均一になります。
(3) 寿命
一般的なカラーチェンジレンズの耐用年数は1〜2年程度です。回転コーティングカラー層のレンズと同様に、カラーチェンジマテリアルのコーティング処理が強化され、スピロピラノイド化合物自体も光安定性が向上し、カラーチェンジ機能が長くなります。 2年以上に及ぶこともあります。